2015年9月17日木曜日

神保町の名店”柏水堂”80年余の歴史に涙!

東京に来て4年、はじめて行った喫茶店が神保町にある「柏水堂」。
数ある喫茶店の中でも私にとってはフランソワ(京都)以来の感動がありました。
まだまだ関東圏の喫茶店は回り切れていませんが、今でも一番のお気に入りです。


「柏水堂」は古書のまち、神保町の中でも文化的なシンボルとして多くの人に親しまれてきたそうです。(知りませんでした…)
ここを訪れたきっかけは、「プードル」のケーキです。ご存知の方も多いと思いますがこのケーキ、「ハチミツとクローバー」に登場したことで注目を集めていました。
この美しい円形のフォルム、愛おしくてたまりません!!
また、ひとつひとつ手作りらしく、プードル一匹一匹(?)の顔、表情も異なるんです。
なのでペットショップでペットを飼うように、「コイツください」って言ってしまいます。

このプードルをもう味わえないなんて切なくてたまりません。。
何度か試しましたが、モカがよく合うケーキです。

ただし、このお店の売りは「プードル」ではありません!由緒正しき、昭和を彷彿させる店内レイアウト、そして細かい装飾。この落ち着いた雰囲気が「また来たくなる」一番の要素かな、と思っています。

その他、この界隈で仕入れているのか「注文伝票」などもレトロです(作られたものでなくてナチュラルにレトロ!)。町屋カフェと言われるような見た目は昭和、でも中身やメニュー、心は普通のカフェ・・・というのも多い中、個人的にはこの一貫性のある”昭和”な雰囲気はたまりません。


そんな中、実は閉店を知ったのは先月。シャッターが下りていたので検索したところ、悲しみに暮れるファンの声が・・・。

記憶にしっかりととどめておきたいと思います!
長い間、お疲れ様でした!!

ドーナツとベーグルとパンと喫茶店

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